制作事例
写真家・浅田政志が「わたし/わたしたちのいま」をテーマに、神奈川の人たちと共に作り上げた新作撮り下ろし作品。 https://kaat-seasons.com/exhibition2023/
「KAAT EXHIBITION」は、KAAT神奈川芸術劇場の劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開するKAAT独自の企画シリーズです。8回目となる本展は、写真家・浅田政志が「わたし/わたしたちのいま」をテーマに、神奈川の人たちと共に作り上げた新作撮り下ろし作品を展示します。
横浜は幕末から明治にかけて、写真の技術が伝わった日本の写真発祥の地の一つで、モノクロ写真に彩色をほどこした「横浜写真」が生まれた場所でもあります。当時、写真は極めて貴重なものでした。技術の発展により、誰でも気軽に写真を撮影することができるようになった現代において、浅田は代表作である家族写真シリーズを通してたった1枚の写真に思いを込める大切さを伝え続けています。
今回、浅田の新たな試みとして、横浜写真の表現を現代に導き、過去から現在へと時代を超えて変容する写真の存在と、神奈川県に暮らす人々の「いま」の貌(かたち)を鮮やかに写し出します。(展覧会公式サイトより抜粋)
[カタログ] アートディレクション:北原和規 執筆:浅田政志・長塚圭史・中野仁詞 印刷:株式会社サンエムカラー 発行:KAAT神奈川芸術劇場 限定500部