制作事例
書籍内容 いちばん身近な“祈り”を観測することは、わたしたちを取り巻くマクロな世界を、時間や関係性の変化とともに見つめていくことに繋がる。そうしたときに巡り巡って、真っ直ぐに誰かを祈る自分自身は一体何者なのか?という、ポストモダン状況の時代におけるアイデンティティへの問いにも直面する。母から子への祈り。母子への第三者的な祈り。第三者的視点を通じて生まれる新たな祈りの観測。わたし自身も、かけがえのない祈りを見つめながら理解を深める日々にあるけれど、ひとつだけ確信していることがある。愛は、祈りである。
書誌情報 印刷・製本:サンエムカラー デザイン:UMMM 仕様: H455×W311mm、64ページ、中綴じ
作家紹介 写真家。1995年福岡生まれ。2018年に作品集『PARADIGM』を発表し、その後二度の展示を経て東京に拠点を移す。現在、クリエイティブワークに従事しながら「祈りの観測」をテーマに作品を制作している。 https://www.instagram.com/keisuke_andoh/
制作年:2025