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『デザインのひきだし』34号に掲載されました

2018.6.14  雑誌に掲載されました 

現在販売中の『デザインのひきだし』最新号の34号に、
サンエムカラーの印刷が紹介されています。

”1000線”でおなじみの「燦・エクセル・アート(印刷の8K)」と
以前ブログでもご紹介したグラ・セット・エフエムが、
特集「オフセット印刷で特殊印刷100連発」のコーナーで
100のうち2つとして掲載していただいております。

 

付録には、ヨシダナギさんの作品を使った印刷見本も!

ほか98の印刷技術も面白いものばかりです。
書店で見かけられましたらぜひご注目を!

 

 

 

ヨシダナギ展@札幌大丸開催!

2018.6.5  展覧会・イベント情報 

全国絶賛巡回中のヨシダナギさん写真展、明日6月6日からは
大丸札幌店にて開催です。

先日終了した大阪・阪急うめだでの展示は、
全日に渡って、写真展・イベント共に予想をはるかに
超える盛況だったと聞いています。

残念ながらサンエムスタッフは札幌へは
伺えないのですが、渋谷会場とも梅田会場とも
違った素敵な展示になっているはずです。
ぜひ皆様の目でお確かめください。

今回は新商品はありませんが、Tシャツの
サイズを増やすなど、グッズ販売もパワーアップしておりますので、
ショップの方にもぜひぜひお立ち寄りください。

もちろん『HEROES』も絶賛販売中!
すでに追加生産もどんどん出ています。
どうぞお見逃しなく。

 

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ヨシダナギ 『HEROES』 写真展

会場:大丸札幌店 7階ミュージアム
会期:2018年6月6日(水)〜6月18日(月)
時間:午前10時→午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)

 

 

 

ヨシダナギ展@阪急梅田、大盛況です!

2018.5.25  展覧会・イベント情報 

連日様子をお伝えしてきた西武渋谷の
ヨシダナギさん写真展が、5月13日を
もって終了しました。

写真のHEROESたちはまだまだ日本中を旅して回ります。
次なる巡回地は、大阪・梅田の阪急百貨店です。

梅田会場は、6日間と会期がぎゅっと凝縮されています。
トークショーの予約申し込みは満員となってしまったようですが、
書籍の販売やサイン会(スケジュールの詳細はナギさんのHPをご覧ください)、
写真の受注販売など、会場ならではのお楽しみは尽きませんので、
ぜひお誘い合わせの上、足をお運びください。

また、グッズコーナーには、西武に引き続き、写真展オリジナルグッズと
今回の主役『HEROES』をはじめとした書籍が並びます。
サンエムカラーからは、前回までのカレンダーやファイルに加え、
新たに透明ビニールポーチ1種が発売です。
まだここで完成品の写真をお見せすることはできませんが、
人気のTシャツと併せて、これから来る夏にぴったりの
ラインナップとなっておりますので、
ぜひ会場にてお確かめください!

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ヨシダナギ 『HEROES』 写真展

会場:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー
会期:5月23日〜5月28日
時間:日〜木 午前10時〜午後8時
金・土 午前10時〜午後9時

入場無料

 

<< 追記 >>

5月25日、展覧会が大盛況ということで、本社スタッフが
会場に伺いました!


▲名言とオフショットがお出迎えです。

 

これは初日の午前中の様子ですが、聞けば午後から開催された
サイン会はこれを上回る盛り上がりだったとのこと。


▲ナギさんが実際に撮影に使っている道具の展示もあります!

グッズ売り場もご覧の盛況で、サンエムとしても一安心です。

 

今週末のサイン会は一大イベントとなりそうですので、
みなさまお誘い合わせの上、ご参戦ください。

 

京都蒸溜所に取材に伺いました

2018.5.21  お知らせ 

サンエムカラーでは、昨年11月に京都やアジアの文化を
世界に紹介する英文季刊誌『Kyoto Journal』の第89号の
印刷を担当いたしました。
30年の歴史ある雑誌で、しばらくWEB版のみの配信だったところを
この89号にて7年ぶりとなる印刷での記事発行が実現するという、
記念すべき1冊に携わらせていただきました。

現在、この『Kyoto Journal』と、外国人オーナーにより
京都で起業された初のジン専門蒸溜所である京都蒸溜所との間で、
新しい書籍の制作がスタートしています。

京都蒸溜所は、イギリス出身のオーナー、
デービッド・クロールさんが、2016年に創業した、
新鋭のクラフトジン蒸溜所です。
実はここは、サンエムカラーの工場から徒歩圏内という立地。
こんな近くでお酒が作られていたとは驚きです。

先日、打ち合わせが行われた際に、取材と見学を
させていただくことができました。
まだ本づくりは始まったばかりのところですが、
ご近所のご紹介も兼ねてご案内いたします。

 

本社から印刷工場へは、車で5分ほどです。
蒸溜所はまさに工場と目と鼻の先にありました。

 

取材に伺った時は既に打ち合わせが始まっていました。

蒸溜所内のミーティングスペースは、ボトルやコンセプトの
展示スペースにもなっているようで、バーカウンターのような
おしゃれな空間です。

今回作るのは、この京都蒸溜所のオリジナルジン「季の美」を
使ったカクテルを提供する東京やその他都市のバーを中心に、
蒸溜所のことを発信する本です。
印刷をサンエムカラーにお任せいただけるということで、
スタッフが打ち合わせに参加しました。

今日は内容の方向性、用紙の色やビジュアルの
イメージの共有など、スタート段階の打ち合わせです。
京都の地で作られるジンが主役なので、みなさんの
「京都」に持つイメージ、色やキーワードなどの話も出ました。

もちろん打ち合わせは全て英語で進みます。
残念ながら取材係は全部のお話は聞き取れないので、
お邪魔とは思いながら、打ち合わせ中に皆さんの周りを
少し見学させていただきました。

 


▲「季の美」のボトルと紙箱です。

一般的なジンに使われるフレーバーに加えて、
ゆず、山椒など、日本ならではの材料で作られるジン。
WEBサイトには伏見の水を使った水割りが紹介されるなど、
京都で作る・飲まれる意味を強く意識して作られています。

ボトルや箱のデザインにもその精神が表されています。
今回の本には箱と同じ意匠が使われるようで、
印刷でこの銅色が出るインキはあるか?ということを
確認されていました(もちろんあります!)。

表紙に「GIN」の文字が見える本や『京都の日本画』と
いったような本を手元に進む打ち合わせ。
どんな本ができるのか今から楽しみです。

 

一時間ほどして、今日の打ち合せは一区切り。
この後、蒸溜所内の見学をさせていただきました。


▲蒸溜器です。中で蒸溜中のジンが渦巻いていました。

先ほど書いたように「季の美」にはゆずや山椒、生姜など
独特な材料を使われていますが、ジンに浸漬された後の
これらの材料は、元の農家に返却され、良質の肥料として
再利用されるそうです。


▲様々なフレーバーが付いた蒸溜酒を一つ一つ
試飲させていただきました。これらを全てブレンドしたものが
「季の美」になるそうです。

 

京都ならではの日本酒、ではなくジンを主役にした本。
また続報がお伝えできればと思います。

 

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『Kyoto Journal』89号以前のWEB記事や、89号の
詳細は公式HPからご覧になれます。
内容だけでなく、スタイリッシュなデザインで、私たちが
知らない日本の顔がたくさん見つかります。
そして、実は89号以降の印刷も担当し、引き続き
好評をいただいております。
今刊行中の90号が最新刊になりますので、
もし見かけられる機会がありましたら、よろしくお願いします。

京都蒸溜所もまた、ここでご紹介しきれないこだわりや
イベント情報などたくさん紹介されていますので、ぜひ
HPをご覧ください。→ The Kyoto Distillery

 

宇智川磨崖碑 保存活用事業 に参加しました

2018.5.16  お知らせ 

昨年9月から今年3月にかけて行われた、
横浜美術大学地域連携センター様を中心とした
奈良県・五條市の「国史跡 宇智川磨崖碑保存・活用事業」プロジェクトに、
サンエムカラーがスタッフとして参加させて頂きました。

五條市を流れる宇智川のほとりに、
観音像と経文が刻まれた岩壁があります。
岩には「宝亀(奈良時代後期の元号)」と記載があり、
制作年代が確実であることから、宗教的また学術的に
非常に貴重な資料であるとして、1921年に国の史跡に
指定されました。

当プロジェクトは、経年劣化と自然災害による
破損が懸念されるこの磨崖碑を、3次元スキャニングと
原寸大レプリカの作成によって後世に残すとともに、
レプリカの展示により簡単に史跡の観察ができることを
目指して企画されました。

 

サンエムカラーが担当したのは、磨崖碑の周囲にある
岩の撮影です。

▲サンエムスタッフによる撮影の様子。

撮影したデータから、博物館にレプリカを展示する際に使う
磨崖碑の周辺の再現パネルを作成しました。
立体の磨崖碑レプリカに平面のパネルの画像が
違和感なく合うように画像修正をし、出力しています。


▲立体の部分は横浜美術大学で制作されました。

レプリカは、市立五條文化博物館に展示されています。

弊社としては、普段と少し違うお仕事に参加させていただいた
成果ですので、多くの方にご覧いただきたいと思います。
プロジェクト自体ももちろんとても興味深いものです。
是非、博物館へ足をお運びください。

 

◯市立五條文化博物館

〒637-0091 奈良県五條市北山町930番地の2

http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1146132151542/