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【燦京堂】「文教と公共の施設フェア2018」7/18〜7/20に出展します

2018.7.10  お知らせ 

7月18日から7月20日にかけて、東京ビッグサイトにて
開催される「文教と公共の施設フェア2018」のうち、
「文化財保存修復・復元技術展」に、燦京堂として出展します。
弊社では、2016年の出展に続き、2回目となります。


▲ 前回の出展の様子。 ▼

 

 

今回は、弊社の誇る印刷技術、高性能機材や製品を、文化財の
復元技術という観点から展示・ご紹介いたします。
色目・彩度の精密な再現力を生かした図録・レプリカに加え、
お客様のご要望にフレキシブルにお答えできる
サンエムカラーならではの体制を生かした
幅広い印刷物の制作実績を展示いたします。

展示予定の制作物の一部をご紹介いたします。


▲浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の真筆のレプリカシリーズ
『親鸞聖人のお手紙』より、『高田入道へのお手紙』(同朋舎メディアプラン発行)。


▲大本山くろ谷 金戒光明寺所蔵『法然上人涅槃図』
複製画の大判色紙の額装です。

 

詳しい出展コンセプトはこちらのwebガイドから。

「絵の再現」を超え、用紙の色や質感に至るまで
美術品の今ある姿を後世に伝える技術を
ぜひたくさんの方に知っていただきたいと思います。

皆様のご来場をお待ちしております。

 

 

 

源氏物語 × サンエムカラー

2018.7.4  お知らせ 

サンエムカラーではルミナアート®加工など、

独自の印刷技術を源氏物語の伝統的なモチーフに施し、

数々のユニークな商品を作り出しています。

 

 

飾って使える色紙や屏風。一筆線や団扇まで、

そして毎年ご好評いただいている華やかな源氏物語カレンダー。

今年もいよいよ2019年版カレンダーの制作が着々と進み、

8月頃からウェブショップ等より販売開始の予定ですので、

ぜひチェックしてみてください!

https://www.sunm.co.jp/shopping/series_3.php

 

源氏グッズのほかに、過去の展覧会で

制作した製品なども京都の本社に常設していますので、

お気軽にお立ち寄りください。

https://www.sunm.co.jp/contact/

 

 

さらに、こうした源氏物語のグッズが

多く取り扱われている宇治の源氏物語ミュージアムでは、

リニューアルオープンに伴い来年の6月頃にかけて

数々の特別企画展が開催されているので、

こちらもぜひお立ち寄りください!

https://www.city.uji.kyoto.jp/0000019160.html

 

そしてこの機会にぜひご紹介させていただきたい

源氏関連の嬉しいニュースです...

FTA(フレクソ印刷技術協会)“2018 Excellence in Flexography Awards”にて

当社で所有している源氏物語のコンテンツの印刷されたポリ袋が、

ブロンズ賞を受賞しました!

https://www.flexography.org/honors-awards/excellence/2018-excellence-in-flexography-awards-recap/wide-web/

 

 

決して色褪せることなく、今もなお人々を魅了し続ける源氏物語の華やかな世界。

サンエムカラーもこのタイムレスなモチーフに命を吹き込み、

“伝統×技術”で広がる世界を今後も提案していきます!

「サンダーソン・アーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」

2018.6.27  展覧会・イベント情報 

約2週間後、7月7日より群馬県立美術館で開催される特別展、
「サンダーソン・アーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 ー美しい生活を求めて」にて、
サンエムカラー制作のオリジナルグッズを販売します。

ウィリアム・モリス(1834-1896)は
19世紀後半のイギリスで活躍したデザイナー、詩人、思想家です。
多様な分野それぞれで重要な成果を残し、現代では「モダン・デザインの父」
としてその名を知られています。
世は産業革命真っ只中、大量生産品が出回りだした時代の
イギリスで、丁寧な手仕事に深く結びついた生活を目指す
「アーツ・アンド・クラフツ運動」を率いたモリスの
デザインは、自然へのまなざしと装飾的な魅力で
今に至るまで人々の憧れの的であり続けています。

展覧会では、モリスを始めとした様々な壁紙や版木を展示。
19世紀イギリスの壁紙デザインの変遷を見ることができます。

展覧会は群馬の後、大阪、福岡、名古屋、横浜、広島と
2年かけて日本中を巡回します。

グッズは、モリス以前のデザインも含め、
たくさんの壁紙を楽しめるようなデザインをご用意しました。
今日はラインナップの一部をご紹介します。

 

▲ポストカードは全24種。裏側の模様もエレガントです。

 

▲一筆箋。お礼やご挨拶のお手紙はもちろん、日常の
ひとことにも使いたい優しいデザインです。

 

▲中綴じミニノート。ポケットにも楽々入る手のひらサイズにしました。

 

豊かな壁紙の世界をもっと身近に生活に
取り入れてみませんか?
ぜひ会場でお手に取ってご覧ください。

 

◯   ◯   ◯   ◯   ◯   ◯   ◯   ◯

 

「サンダーソン・アーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 ー美しい生活を求めて」

会場:群馬県立近代美術館 展示室1
会期:2018年7月7日(土)〜8月26日(日)
時間:AM9:30〜PM5:00
観覧料金:一般・820(650)円、大高生・410(320)円

 

 

 

 

 

第52回 造本装幀コンクール W受賞!

2018.6.15  お知らせ 

本のデザインや「もの」として放つ魅力を審査し、

今年で第52回目を迎える造本装幀コンクール。

 

今年はサンエムカラーで印刷を担当させていただいた

書籍2冊のW受賞という嬉しいお知らせが届きました!

 

応募総数325点から最優秀賞の文部科学大臣賞に輝いたのは、

gallery21yo-j出版による作品集「池内晶子 | Akiko Ikeuchi」。

(装幀者:小池俊起)

 

 

 

厚いボール紙の表紙に、

書籍中に織り交ぜられた材質の異なる紙。

洗練されたデザインが中の作品の世界をぐっと引き立てます。

 

 

 

そして上位6位までに贈られる審査員奨励賞に輝いたのは

ロート製薬による「THE LOVING INSTRUCTION MANUAL」。

(装幀者:髙谷廉、岩松亮太)

 

 

 

優しいタッチのドローイングと文章が隣り合った

手の平におさまるこのシンプルな本、何といっても印象的なのが、

表紙から大きく浮き上がる白い文字と糸で綴じられた背。

 

 

 

2冊は今後、他の受賞作品と一緒に10月26日開催の

東京・ブックフェスティバルにて展示後、

さらにドイツの「世界で最も美しい本コンクール」に出品されます!

 

古くから続き、一見変わっていないように思える「本」。

今もなお新しく生まれ変わり続けるその姿には大きな

夢と可能性を感じます。。。

『デザインのひきだし』34号に掲載されました

2018.6.14  雑誌に掲載されました 

現在販売中の『デザインのひきだし』最新号の34号に、
サンエムカラーの印刷が紹介されています。

”1000線”でおなじみの「燦・エクセル・アート(印刷の8K)」と
以前ブログでもご紹介したグラ・セット・エフエムが、
特集「オフセット印刷で特殊印刷100連発」のコーナーで
100のうち2つとして掲載していただいております。

 

付録には、ヨシダナギさんの作品を使った印刷見本も!

ほか98の印刷技術も面白いものばかりです。
書店で見かけられましたらぜひご注目を!