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FOILギャラリー京都がOPEN!

2012.4.10  雑記エトセトラ 

竹井正和さん率いるFOILさんが、
京都に移転して来られて数ヶ月。
4月21日に、
新しいFOILギャラリー京都がオープンされます。
(詳しくはコチラ

※ちなみに、昨年Pip&Pop「I Love that You Love what I Love」の印刷を
サンエムカラーが担当させて頂きました。
(印刷立ち合いの様子はコチラ

オープニングを飾るのは、荒井良二「在るこども」展。
その次は、山地としてる写真展「ブタとおっちゃん」、
4/29~はフォイル特別企画展「今やらんで、いつやるねん。」が
開催されます(大本山建仁寺塔頭 禅居庵にて)。
こちらにも荒井良二さん、鈴木まさこさん、奈良美智さんら、
たのしみな顔ぶれです。連日イベントも開催されるとのこと、
今からわくわくしております。

印刷職人のしごとば

新しい住所は、北野天満宮のほど近く。
京都に新しいアートの発信拠点ができると思うと、本当に楽しみ。
すでにたくさんの方が注目されていると思いますが、
サンエムカラー一同もオープンを楽しみにしております。
みなさんも、ぜひ行ってみてください!
4/21オープンです!

◆サンエムカラ-では、装丁や印刷見積もりの相談も受付中!
こちらからどうぞ。

青山裕企「ふたり」

2012.3.27  印刷作品アーカイブ 

佐内正史さんと町口さんが印刷立ち合いに来られました。

2012.3.22  立会いにいらっしゃいました! 

春も間近ながらに、まだまだ寒い3/22。
写真家の佐内佐内正史さんと、マッチ&カンパニーの町口さんが
サンエムカラーにご来社されましたのでレポートします。
今回は、佐内さんのレーベル対照から出版される写真集
「ラレー」の印刷立ち合いです。
ラーメンとカレーの写真集だとのこと。
ラーメンとカレーを求めて色々なお店に行かれているというのは
風の噂で知っておりましたが、「ラレー」とは!
どんな立ち合いになるのか、楽しみです。

南工場に行くと、早速特色刷りの刷り上がりが積まれています。
「対照」「ラレー」「M」の文字が!

印刷職人のしごとば

今回の印刷は、調整も万全の名機
ハイデルベルグXLを使用しました。
目下、何回目かの色調整後の刷上がりを最終チェックされています。

町口さんも真剣に。谷口専務も見守るなか・・・

印刷職人のしごとば

佐内さんもチェック。
紙焼きの色とずばり合わせていく作業なので、
細かい感覚の作業なのだと思います。

印刷職人のしごとば

紙焼きと見比べ・・・

印刷職人のしごとば

校正紙の指示が反映されたかもチェックされた痕跡もあり・・・

印刷職人のしごとば

町口さんはルーペで網点を、
谷口専務は色を計測して校正を進めてらっしゃいます。

印刷職人のしごとば

今回はサブとしてサンエムカラー住本さんが対応。
サンエム勤務3年か4年かどうだったか、、、ということでしたが、
印刷事業部のホープ。作業全体のアシスタントをしてくれています。
みなさんからご意見あり次第、機長の指示でさっっと動けるよう
住本さんも待機するなか・・・

印刷職人のしごとば

さらに紙焼きと見比べ・・・
okの文字も書き込まれていきました。

印刷職人のしごとば

というわけで、ok分も刷り上がっていっているようです。
一点一点、忠実に「ラレー」の世界が再現されていく様子は、
佐内さんも町口さんも谷口専務も機長も
それぞれ職人の仕事ですごいなというのと、
作品を印刷で表現していくことは技術と手法を操ってこそできる事なので
okが書き込まれるごとに、誇らしいような気持ちにもなるのでした。

印刷職人のしごとば

本の仕上りが楽しみです!
ちょっと見るだけでおいしそうな写真でもあり、
もちろん佐内さんの作品であるということもあり、
町口さんが作られる装丁も気になりますし、
間違いなく待望の一冊であります。
刊行されたらまたブログでご紹介させて頂きますね。

急な撮影のために顔まで洗って下さった佐内さん、
毎度ながらに鋭さ抜群の町口さん、
どうもありがとうございました。
今日もわたしのミーハー心が爆発したとことで、
レポートをおしまいとさせていただきます。
本の仕上り楽しみにしております。。。

印刷職人のしごとば-印刷女子
◆サンエムカラ-では、装丁や印刷見積もりの相談も受付中!
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『超高精細デジタル画像が開く未来』 −ビッグイメージが開く新たな視点− 講演会

2012.3.21  お知らせ 

3/19(月)コンテンツ株式会社の代表取締役 小野博氏とカメラマンの小野氏をお招きし、
「『超高精細デジタル画像が開く未来』 -ビッグイメージが開く新たな視点-」
というテーマで、講演会を開催いたしました。
当日はデザイナーの方や写真家の方などにもご来社いただきました。

コンテンツ株式会社様は、
高度なスキャニング技術を保有されており
図書館・博物館・美術館・文書館・資料館等で保管されてきた文化財をはじめとする
あらゆる資料をアナログからデジタルに変換、
文化的価値の高い資料などをデジタルアーカイブ化し、
さらなる価値創出を目指されています。
コンテンツ株式会社サイトより抜粋させて頂きました)

小野両氏には熱い語り口で、長時間に渡りお話頂きました。
超高精細のデジタル画像がどの程度の見え方になるかや
技術の詳細は、コンテンツ株式会社様のサイトを訪ねていただくと
確認する事ができます。
(詳しくはこちら

永遠のテーマである「金の再現」の話には特には盛り上がり、
ライティングや様々な技術を駆使され、再現性の高いものを
目指されているということでした。
印刷現場も同じですが、様々な知識と経験、試行錯誤を重ね
今の技術をお持ちになったことを感じました。

これからも、企業同士の連携で
面白い作品を世の中に出して参りたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
興味深いお話、どうもありがとうございました。

また機会ございましたら
講演会を開催したいと思いますので、ぜひご来社ください。
ご来社下さった皆様もどうもありがとうございました。

印刷職人のしごとば-印刷女子
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青幻舎 木村英輝「LIVE 飛ぶ、笑う、踊る、唄う すべては、成りゆき」

2012.3.16  印刷作品アーカイブ