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制作事例

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ダムタイプ『第59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館 公式図録』

アートコレクティブの先駆的存在、ダムタイプと坂本龍一による協働の全貌を収録。 1984年の結成より、35年にわたって世界のアートシーンで活動する「ダムタイプ」は、常に社会を取り巻く環境をリアルに反映しながら、新たな表現を探求し続けています。2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展にて日本館代表として参加し、本書はその展示内容を掲載した公式図録です。 同展で展示されたインスタレーション「2022」は、ダムタイプが、坂本龍一をメンバーに迎えて制作した新作です。四方に設置されたデバイスからレーザー及び音により、シンプルで普遍的な問いが鑑賞者に投げかけられます。 本書では、展示風景とともに、この制作プロセスについて、坂本とダムタイプメンバー高谷史郎が語った対談を掲載。さらに、キュレーターのダミアン・レンティーニによるダムタイプの全活動を丁寧に分析した論考、日本館展示のレビュー、そして過去の全活動を網羅した年表も収録した、資料性の高い1冊です。 英文併記。

ダムタイプ 1984年に京都にて結成。当時、京都市立芸術大学の在学生だった古橋悌二(1960〜1995)を中心に、プロジェクトごとに参加メンバーが変化するといった、ゆるやかなコラボレーションを行うことで活動を活性化し続けてきた。メンバーはヴィジュアル・アート、建築、コンピューター・プログラム、音楽、映像、ダンス、デザインなど様々な分野から集まっており、表現の形態も各ジャンルを横断する多様性を持つ。初期の代表作に、パフォーマンス《Pleasure Life》(1988)、《pH》(1990〜1995)、《S/N》(1994〜1996)、近年は《OR》 (1997〜1999)、《memorandum》 (199〜2003) 、《Voyage》 (2002〜2009) などを世界各地で発表・展示している。2018 年にポンピドゥー・センター・メッス(フランス)にて、また19年に東京都現代美術館にて、個展「アクション+リフレクションを開催。2023年2月25日〜5月14日、アーティゾン美術館(東京)でヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の帰国展「ダムタイプ|2022: remap」が開催された。

メディア

発行:美術出版社 発行年:2023 サイズ:A4変、上製本、72ページ https://bijutsu.press/books/5221/

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