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藤原 敦写真展「つくろひ」

2018.10.1  展覧会・イベント情報 

以前当ブログにて、作品集『蝉丸』のご紹介をさせていただいた
写真家・藤原 敦さんの展覧会「つくろひ」が開催されます。

会場は、最新作品集のタイトルにもなっている
能楽「蝉丸」の舞台である逢坂の関、そこから
ほど近いところにある古刹・三井寺です。

今回の展覧会は、『蝉丸』とそれに先立つ
3つの作品集『南国頌』『蝶の見た夢』『詩人の島』
(いずれも蒼穹舎様出版、サンエムカラーにて印刷)に納められた作品からなる
展示となります。
サンエムカラーも協賛をさせていただいております。

三井寺はこれから紅葉が美しくなる季節を迎えます。
会期中には藤原さんご本人によるスペシャルトークも
開催される予定です。
お寺巡りとともにじっくり写真鑑賞はいかがでしょうか。

 

 

展覧会特設HPはコチラから。

 

《 藤原敦写真展 「つくろひ」 》

会場:総本山 三井寺(園城寺)  観音堂書院
会期:2018年10月6日〜11月4日 ※会期中休館日なし
時間:午前9時〜午後4時半 (三井寺入山時間:午前8時〜午後5時)

展示観覧無料(別途入山料が必要です)

 

スペシャルトーク

◯10月14日 午後1時半から
「ふるさとへの距離」
中澤有基(ギャラリスト)×藤原敦  司会:大隅直人(編集者)
会場:展覧会場

◯10月28日 午後1時半から
「写真と短歌のあいだ」
永田淳(歌人)×藤原敦 司会:大隅直人(編集者)
会場:三井寺事務所2Fホール

 

 

 

燦京堂企画協力「サラ・ベルナールの世界展」

2018.9.21  展覧会・イベント情報 

サンエムカラーの関連会社で、
グッズなどの企画や販売を手がける
株式会社燦京堂が企画協力として参加した展覧会
「パリ世紀末 ベル・エポックに咲いた華  サラ・ベルナールの世界展」が、
9/15より群馬県立近代美術館(群馬県高崎市)にて開催中です。

アール・ヌーヴォーの代表的な芸術家である
ミュシャやラリックを見出し、
「ベル・エポック」と呼ばれる時代にフランスを中心に
世界で活躍した大女優サラ・ベルナール。
展覧会は、群馬県を皮切りに日本各地を巡回します。

サンエムカラーでは、公式図録と展覧会グッズの
デザイン・印刷を担当いたしました。

図録は、サラの人生の主な舞台となった
フランスをイメージし、トリコロールカラーを
随所に散りばめた遊び心が光るデザインです。


▲小口にもトリコロールをあしらっています。

サラが生きた当時の貴重な写真や、ミュシャ、ラリック等の
関連作品が一堂に見ることができる、研究資料としても
価値のある一冊に仕上がりました。

 

グッズも、日本では珍しいサラ・ベルナールグッズを
たくさんご用意しました。
ラインナップは以下の通りです。

▲ポストカード(全21種)

▲ワイドポストカード(全8種)

 

 

 

▲チケットファイル(全2種)

 


▲A4クリアファイル(全2種)

▲展覧会オリジナル ミュシャB3カレンダー(2019年度版)

 

 


▲ダイカットキーホルダー(全5種)


▲一筆箋(全4種)


▲マスキングテープ(全3種)


▲マグネット(全8種)


▲タンブラー(全3種)

 

展覧会公式サイト燦京堂Facebookの方でも
続報が掲載されます。
巡回各地で講演会などのイベントも開催される
予定ですので、ぜひチェックしてみてください!

 

パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華
「サラ・ベルナールの世界」展
会期:2018年9月15日(土)〜11月11日(日)
会場:群馬県立近代美術館
料金:一般820円、大高校生410円(中学生以下無料)

 

写真集『Displaced People』

2018.9.14  印刷作品アーカイブ 

このブログでも度々お伝えしてきたように、
サンエムカラーでは写真家の方の少部数写真集の
制作に力を入れています。

先日完成した写真集『Displaced People』は、
少し変わった理由で少部数での出版となりました。

この写真集に収められているのは、
バングラディシュからミャンマーへ避難を余儀なくされた
ロヒンギャと呼ばれる人々です。
ニュースなどで名前を耳にしたことのある方も多いでしょう。

作者・写真家の谷口詠治さんは、「世界の問題」を
テーマに、アジアをはじめとした貧困層の人々に
取材した写真を撮影されています。
記念すべき初めての写真集の主役に選ばれたのが、
このロヒンギャの人々です。

 

今回谷口さんは、撮影に協力してくれたロヒンギャの人々や
現地在住の日本人の方に、感謝の気持ちを込めて
贈るために少部数で写真集を作ることにしたと
話してくださいました。
そんな大切な写真集の印刷をおまかせいただけるのは
嬉しいものです。

 

打ち合せを繰り返し、ご満足いただける一冊に
仕上がりました。

写真集の完成後、谷口さんは本を携えて
ロヒンギャの人々の元へ出発されました。

 

作品集を作りたい理由は様々あると思いますが、
「あの人に作品を見せたいから作る」というような
本づくりもあっていいと思います。
そんな時は、遠慮なくサンエムカラーにご相談ください。

 

 

谷口さんのwebサイトはこちら

 

今年も発売します!「アグネス・ラムカレンダー」

2018.9.6  お知らせ 

昨年発売の「アグネス・ラムカレンダー」(販売元/株式会社ハゴロモ)が、
「8Kリマスター版」にグレードアップして再登場です。

9月下旬の発売に合わせ、今年も週刊ポスト(九月十四日号)にて
ご紹介いただいています。

さらに美しくなった印刷でお届けする「元祖グラビアアイドル」の姿を
ぜひご自宅でお楽しみください。

 

 

「アグネス・ラム(8Kリマスター版)2019年度カレンダー」

発売元/わくわく製作所
販売元/株式会社ハゴロモ

9月下旬発売予定

 

 

「松本零士と京の匠展」in滋賀県

2018.9.3  お知らせ 

先日、京都の西陣織会館にて開催された
松本零士の世界展」の巡回展が
滋賀県で開催されます。

西陣織の匠・冨家伊兵衛氏(とみや織物)、
木版画の匠・竹中健司氏(竹笹堂)、
そして印刷の匠・松井勝美(サンエムカラー)の
共演による「和」の世界観で、松本零士の世界を
お届けします。

京都での展示に引き続き、特別出展として
縦は3.5m、横は約1.6mにものぼる
巨大西陣美術織掛軸が展示予定です。

サンエムカラーからは、複製原画や
掛け軸を出展いたします。

技術の限りを尽くして表現する
「漫画界の巨匠」の世界をお楽しみください。

 

【9/3 追記】

9月1日、サンエムスタッフが会場に行ってまいりました!


▲白雲館の外観です。

風情のある周囲の街並みも見所。

 


▲メーテルの看板を目印にお越しください。

展示も京都での展示と同じく充実したものになっています。
中の様子は行かれた方のお楽しみということで、
皆様のご来場を心よりお待ちしております!

 

 

 

 

「松本零士と京の匠展」

会期:2018年9月1日(土)〜9月9日(日)
10:00~17:00(最終日は16:00まで)

場所:滋賀県近江八幡市為心町9番地 白雲館 2F多目的ホール

共催:松本零士と京の匠展 実行委員会
NPO 国際芸術文化交流協会

協力:松本零士オフィシャルサイト