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カテゴリ:立会いにいらっしゃいました!

保坂昇寿「BURNING CHROME襲撃」印刷立会いに来られました

2011.10.15  立会いにいらっしゃいました! 

10月某日、サンエムカラーに、
写真家の保坂昇寿さん、デザイナーの高見さん
リブロアルテの一花さんが印刷立会いに来られました。

北工場2階で休憩中のところをお邪魔しました。
「とりあえずご歓談中の感じで撮らせてください!」
というわけで、逆光をさけ、どこでどう撮りたいんだか
わからない私が無理矢理とった1枚、ぱちり。
(左から保坂さん、高見さん、一花さん)

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なんだか不自然!!席まで移動してもらったのに!!

というわけで、高見さんの機転により「I PADを取り囲み仕事をしている(風)」
で、1枚ぱちり。

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これも、非常に不自然!!顔の角度もおかしいです、高見さん!!
なんだか楽しいチームで写真集を作られているようです。
今回の写真集は、濃スミ+スミ+グレーの3版で刷られ、
こってりとモノクロの世界を魅せるという一冊。

1階では、どんどん刷り上がっているようなので、
お先に1階へ。。。

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今回はハイデルベルグCD-102です。
5色機ですが、今回は3色刷りですので手前の3台に版がセットされています。

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すごい早さでどんどん流れて行く紙。
濃度を変更し、仕上りを比べてみてベストを探す作業を
進行中とのこと。

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保坂さん、高見さん、一花さんがやってこられました。
さきほどとは一転、真剣な表情で仕上りをチェック、
最終的なベストの色合いを確認しておられます。

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今回のPDは谷口専務です。奥に見えるのは、機長の鈴木さん。
保坂さんの黒の世界は、紙の上に現れたのでしょうか?
本の仕上りが楽しみです!

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今回リブロアルテから刊行される「BURNING CHROME」の写真展が
開催されます。11/3~27まで、銀座ノスタルヒアにて開催されるとのこと、
ギャラリートークもされるようです。
お近くの方はぜひお立寄下さい!

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本が仕上り次第、またブログにてご紹介させていただきます。
みなさん、お楽しみに。。。
保坂さん、高見さん、一花さん、遠方からお疲れさまでした。
どうもありがとうございました!

◆サンエムカラ-では、装丁や印刷見積もりの相談も受付中!
こちらからどうぞ。

藤陽道「感動」印刷立会いに来られました

2011.10.12  立会いにいらっしゃいました! 

10/4、赤々社の姫野さん、写真家の斎藤陽道さん
斎藤さんのデビュー写真集「感動」の印刷立ち合いに来られました。

斎藤さんは国内外で広く活躍する写真家を多数輩出する新人写真家の登竜門、
キヤノン写真新世紀にて2009年に佳作(飯沢耕太郎選)、
2010年には優秀賞(佐内正史選)の受賞を果たした、
今注目を集める期待の新進写真家です。

今回はデビュー写真集ですので、
もちろんサンエムカラーにご来社頂くのもはじめてのこと。
数日にかけての立ち合い、お疲れさまでした!

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大阪サテライトオフィスの木村さん、赤々舎の姫野さん、
写真家斎藤さん、プリンティングディレクターの谷口専務、
中村工場長のフルメンバー。

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斎藤さんが指示を書き込んで行きます。

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斎藤さんの指示が、
プリンティングディレクターを通して印刷に反映されていきます。

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ほがらかな場面もちらほら。
いい出来になったんでしょうか!

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最後に全員でぱちり。
まだまだ作業中だったのですが、どうもありがとうございました。
先ほどのフルメンバーに加え、印刷事業部の松田さん、住本さんが
サポートにはいったチームで、今回の印刷を動かしました。

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立ち合いは翌日も続いたようで、広報Yも現場に直行。
写真家の澁谷征司さんもお見かけしました。こちらでもぱちり。
澁谷さんも、翌日からの印刷立会いでご来社頂いていたようです。
急に撮影させて頂き、失礼致しました!

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印刷立ち合いは、指示がすぐに反映されていく様子が
スピーディで面白い現場です。
毎回おなじ感じのレポートになってしまうのですが、
行程は同じであれど作品により指示や希望ももろもろ、
表現を具現化するのは難しいことだなあ、と毎回思ったりします。
それだけにおもしろいのですが!

では、また刊行されましたらこちらでお知らせしたいと思います。
関係者のみなさま、お疲れさまでした!

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王子製紙カレンダー2012

2011.10.11  立会いにいらっしゃいました! 

10月某日、サンエムカラー北工場二階。
昨年度、第62回全国カレンダー展経済産業大臣賞を受賞した「王子製紙2011カレンダー」
2012年度版の印刷立ち合いの休憩中ににおじゃま致しました。

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左から、王子特殊製紙の河村さん、王子製紙の高尾さん、鈴木さん、
デザイン担当のマッチ&カンパニー町口さん、JPシステムソリューションズの鎌田さんです。
映っていないサンエムカラーの営業担当木村さんは省くとして、
王子製紙カレンダー制作のフルメンバーが集結!

床にばらばらっと色校正が並んでいましたが、
完成までは非公開ということで、完成次第またお知らせします。
今年のカレンダーはどうなるのでしょうか!
とってもきれいな写真が選ばれているのはちらっと見えましたが。。。
完成が楽しみです。

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「わ!」と思ったのが、いつもサンエムカラーがお世話になっている町口さん。
日頃は画像でしかお会い(?)したことがなかったので、
思わず「リアル町口さん。。。」とつぶやいてしまいました。
いつもお世話になっています!

町口さんデザイン×サンエムカラー印刷のモノとしては、
王子製紙2011カレンダー<第62回全国カレンダー展 経済産業大臣賞受賞>や、
佐内正史写真集「赤車」<フォトブックアワード2010受賞>などなど多数。

今回のカレンダーも仕上りが楽しみです。
みなさま、遠方からのご来社お疲れさまでした!

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「I Love that You Love what I Love」

2011.10.5  立会いにいらっしゃいました! 

9月某日,FOILの竹井正和さんとデザイナーの田部井美奈さんが
Pip & Pop「I Love that You Love what I Love」
印刷立会に、サンエムカラーにご来社されました。

キャンディーカラーに満ちた砂糖の小宇宙
オーストラリア出身の女性ユニット・Pip & Pop。
2010年の愛知トリエンナーレでは、
色とりどりの着色した砂糖を使ったインスタレーションによって
日本の観衆を魅了しました。
「カワイイ」ものが大好きで日本の文化からも多大な影響を受けながら、
砂糖を使った、でふわふわと漂いながらも毒気がある作品は、
緻密で辛抱強い制作過程を経て生まれていきます。
じっと観察すると、そこには鳥や花、バンビやキノコなどのモチーフに混じって、
トトロなどのキャラクターも佇みます。
本書はこれまでの作品を写真やドローイングで紹介しながら、
制作写真やアイデアスケッチ、
またインスピレーションを受けたモノや写真も収め、
飛び出すおもちゃ箱のようなカラフルでポップな一冊。
彼女たちの頭の中のファンタジーにどっぷりと浸ることができる
初めての作品集です。
FOILサイトより抜粋させて頂きました)

今回、数台の印刷機を使用して仕上げていきますが、
本文の一部はこちらの機械で刷り上げました。
5色機の名機、ハイデルベルグ「speed master」です。

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今回は作品の世界観を表現するため、蛍光インキと高輝度インキを併用して刷り上げます。
色チェックも念入りです。

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その後ろでは、サンエムスタッフが色ブレや版キズによる汚れなどはないか、
こちらも念入りにチェックしていきます。

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微妙な色の調整をデザイナーの田部井さんの指示のもと修正、
すごい早さで紙が送り込まれ、修正された色味で刷り上がって行きます。

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お疲れさまでした。
まだまだ作業が続くおふたりを途中でぱちり。
作業中に撮影させていただき、どうもありがとうございました。
京都にオフィスが移転されたとのことですので、
ぜひまたお越し頂ければと思っております!

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最後に竹井さんのファッションチェックをぱちり。
おしゃれですね!

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タイトル:I Love that You Love what I Love
著者:Pip & Pop
デザイン:田部井美奈
執筆:アン・ゼーバッハ/原久子
定価:1470円(本体1400円)
ISBN978-4-902943-68-9
判型:B5判変形
48ページ/ソフトカバー/オールカラー

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※作品詳細についてはコチラをご覧下さい!

とても素敵な一冊ですので、ぜひページを開いて頂ければと思います。
蛍光インクの透明感と作品のpopさ、
FMスクリーンで緻密に表現された世界観が
ぎゅっとつまった一冊になっています。

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印刷立会いレポート-内田あぐりさん

2011.9.5  立会いにいらっしゃいました! 

日本画家で武蔵野美術大学日本画学科教授、金沢美術工芸大学非常勤講師の
内田あぐりさんが、先日サンエムカラーでの印刷立会いに来られました。
青幻舎さんより近日出版される作品集の印刷立会いです。
遠方からご来社いただき、どうもありがとうございました!
作業中にお邪魔し、失礼いたしました。

今回は、ハイデルベルグXL5色機2台を使い印刷致しました。
サンエムカラー最大の頼れる機械です。
CTPとしてはFMスクリーンで版出力し、
色の再現性を高めるように、製版~印刷まで行っています。

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XL機には、現在印刷中の作品名が記載されています。
今回は「内田あぐり作品集/青幻舎/本文」です。

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広報担当Yが到着すると、みなさんすでに作業のまっただ中でした。
左端が内田あぐりさん、色合いのチェック中のようです。
右端は弊社のプリンティングディレクター谷口専務。

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休憩前にぱちり。
左から担当編集神崎さん、内田あぐりさん、担当デザイナーの渡邉さんです。
仕上りは気に入って頂けたでしょうか?
お忙しいなか、どうもありがとうございました!

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休憩のため現場を一時去る皆様。長丁場の作業、お疲れさまです。

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広報Y、新米のため、知らない機械や作業がいっぱいです。
「あの、なにされてるんですか!」

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「え!」と驚かせてしまいました。
XL機の機長池田さんです。用紙の出具合を調整しているとのこと。

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こちらは5号機です。
刷り上がりにゴミ、汚れ、キズがないか細かくチェックしていきます。
最後のチェックはやはり人の目です。作業しているのは巽さんです。

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こちらでも数値と目視によるチェック、
1枚1枚真剣に刷り上げています。
関わる全員が真剣な印刷現場、色々な職人の仕事を見る事ができます。
機会ありましたらぜひご来社いただき、
見て頂きたいと思えるサンエムカラーの現場です。
ちなみにこの真剣な表情でチェックされているのは、吉田祐己さん。

今回印刷させていただきました内田あぐりさんの作品集ですが、
後日またご紹介させていただきたいと思います。
みなさん、取材協力どうもありがとうございました!

印刷職人のしごとば-印刷女子
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