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『Park Hyatt Kyoto Story Book』

『Park Hyatt Kyoto Story Book』、こちら、第58回造本装幀コンクールで日本印刷産業連合会会長賞を受賞しました。https://www.jbpa.or.jp/zohon/zohon-winning.html

人々はなぜ京都という街に魅了されるのか、そしてなぜパーク ハイアット 京都に滞在するのか。 この二つの問いは、深く重なり合っている。 『Park Hyatt Kyoto Story Book』はその解を探り、まだ京都やホテルに訪れたことのないユーザーにもその魅力を伝えるべく、またホテル開業5周年を記念しこの本は製作された。目の肥えた旅行者が思わず手に取りたくなるような、パーク ハイアットブランドらしい格調高さと、京都ならではの美意識やクラフツマンシップを兼ね備えた本である必要があった。

本は2つの章に分かれている。 「A journey into the spirit of Japan」の章では、日本古来の美意識を示す「Keshiki(scenery)」「Miyabi(elegance)」「Utsuroi(vicissitude)」「Oku(deep inside)」「Kasane(layering)」の5つのキーワードを縦軸に、京都で受け継がれてきた感性や土地の歴史を読み解きながら、唯一無二のホスピタリティ体験としてそれらを再構築していくパーク ハイアット 京都という「文化」について写真とテキストで紹介している。

「Stories」の章では 設計を担当した竹中工務店 原田哲夫氏、インテリアデザイナーのトニー・チー氏、作庭家の北山安夫氏などパーク ハイアット 京都を作り上げてきた専門家のインタビューを掲載。美しいビジュアルブックとしてだけではなく、彼らの哲学やビジョン、ホテルの建設プロジェクトのバックストーリーを深く知ることのできる読み物としても楽しめるようにした。

レイアウトは日本のミニマルな美意識をインスピレーション源とし、シンプルで緊張感のあるタイポグラフィと豊かな文脈を含んだ余白で構成されている。 製本には日本の伝統的な技術(和綴じ)を採用し、職人による手作業で一つ一つ綴じられている。和綴じは糊を使用しないため耐久性が高く、環境負荷も低い。また開きもよく、客室やラウンジでの長期間の展示にも適している。見た目やたたずまいの美しさと機能性の双方を兼ね備えた技術といえる。 隅々まで日本の美意識を行き渡らせ、パーク ハイアット 京都の歩みとその未来を祝福するのにふさわしい本に仕上げた。ホテルの客室や世界中のパーク ハイアットホテルのライブラリーやラウンジにも設置される予定である。

Park Hyatt Kyoto Story Book 発行:パークハイアット京都 装丁;中尾光孝・原野萌 印刷・製本:サンエムカラー

メディア

その他

発行:パークハイアット京都 発行年:2024年 https://www.econosys.jp/works/detail/87

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