アメリカの写真家、ジョンハーディング氏が
蒼穹舎刊行の写真集の印刷立合いのためアメリカから来社されました。
日本とアメリカでは印刷技術の精度が異なるということもあり、
わざわざサンエムカラーに来てくださったとのこと。
どうもありがとうございます!
今回は2台の印刷機を使い、平行して印刷を進行していきました。
5折は先行で印刷完了しています。
ハイデルベルグのスピードマスターCD-102も使用した印刷機械のひとつ。
製版もばっちりで、ハーディング氏を待ちます。
こちらの機械の機長は、ベテランの川勝さん。
手元でインク壷の量を調整し、精度を上げて行きます。
今回は紙焼きの持っている少し赤く暖かい雰囲気を大事にするため、
青っぽさをなくし暖かい色合いに調整していきました。
今回のPDは谷口専務ですが、相談役も一緒にチェックされました。
相談役のOKも出たようですので、スタンバイは完璧です。
関係者のみなさんが休憩から戻られて、チェック中です。
午前中に指示した事がきちんと修正されているかどうか、厳しいチェックです。
こちらの機械の機長は、いつもおなじみ鈴木さん。
ハーディング氏が来られる前に、蒼穹舎の大田代表がチェック。
ハーディング氏は丁寧に片目ずつチェックされていました。
光の見え方の違いを考慮してか、丁寧に色校正を進められています。
「OK」印に、「JH」印頂きました。
こうして一台一台、サインを頂く作業が繰り返し続きます。
夕暮れの京都を撮影したいとおっしゃっていたようですが、
京都の夕景は撮れたのでしょうか?
「日本の印刷技術はすばらしいね」とのお言葉もいただき、
うれしい限りです!本の完成を楽しみにしております。
ハーディング氏、奥様、蒼穹舎代表の大田氏、通訳の神ノ川さん、
遠方からどうもありがとうございました、お疲れさまでした!
本が完成しましたら、またブログでもご紹介予定です!
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