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【後期】京都精華大学の学生さんとインターンを実施いたしました!

2022.4.6  お知らせ 

2021年7月より、京都精華大学デザイン学部の学生 大谷日南さんをインターン実習生として受け入れました。
後期インターンでは前期の内容を踏まえた上で、再度カサネグラフィカや燦・エクセルアートに挑戦しました。
前期についてのブログはこちら → https://www.sunm.co.jp/topics/news/4124

カサネグラフィカ
カサネグラフィカでは、A4作品を2点作成しました。
ニスやインク厚盛を調整しながら、カサネグラフィカならではの表現に取り組みました。
ニスの乗せ方一つでも、かなり違った印象になります。

▲制作過程と最終出力(右下)

燦・エクセルアート
燦・エクセルアートでは、カラー作品に特色インキを使い再挑戦することになりました。
モノクロ作品も前期の印刷結果を見ながら調整していきます。
特色インキを使うにあたって、印刷事業部の方に特色インキを見せてもらいました。
今回はピンクの発色を優先するために、蛍光ピンクを使います。

▲蛍光ピンクと蛍光オレンジのインキを見せてもらいました。

カラー作品は、蛍光ピンクを足すことでより鮮やかになりました。
ピンクだけでなく、オレンジ部分も蛍光ピンクを混ぜることで彩度の高いオレンジになっています。

▲左=前期での校正 右=後期での本刷

グレー3色印刷は、前期のはっきりとした筆致から黒の中に淡く筆致が見える仕上がりになりました。

▲左=前期での校正 右=後期での本刷

 

燦・エクセルアートで印刷された作品は、京都精華大学 卒業制作展で展示されました。
インターンの内容も一緒に展示されていました。

▲展示風景

後期では、燦・エクセルアートでも画像処理に取り組んでもらいました。
画像処理が印刷にどう反映されるのか感じてもらえる実習になったかと思います。

インターンについて詳しくは、大谷さんに作成いただいた後期インターンレポートを御覧ください。

後期インターンレポート PDF