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カテゴリ:業務実績

ポルトガル映画祭2010 広報物

2010.10.5  印刷作品アーカイブ 

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ポルトガル映画祭2010 広報物
A4|2010年10月
表面4c/裏面リッチブラック
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$印刷職人のしごとば-ポルトガル映画祭

日本ポルトガル修好通商条約150周年のイベント、
ポルトガル映画祭2010のチラシの印刷を行いました。
刷りたてほやほやです。

印刷職人のしごとば-ポルトガル映画祭

表面は4色印刷で、デザイナーさんも工場で立合いに来て頂き、
デザインのキーカラーである「赤」の発色にこだわって印刷しています。
特色ではなく4色で出したい色を出すために、
印刷現場でインクの量などを調整して欲しい色を出して行きます。

印刷職人のしごとば-ポルトガル映画祭

裏面はモノクロ印刷ですが、
写真の黒が浅くならないように、リッチブラックというインクを使用しています。
ポルトガル映画祭は京都「駅ビルシネマ」にて、11/12から11/19までの開催。
ご来場の方は、ぜひ広報物もご覧下さい。

◆サンエムカラ-では、装丁や印刷見積もりの相談も受付中!こちらからどうぞ。

鉄火 佐内正史写真集

2010.9.18  印刷作品アーカイブ 

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鉄火 佐内正史写真集
282×320|2004年2月発行
青幻舍刊|3800円(税別)
装幀 match and company
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印刷職人のしごとば

$印刷職人のしごとば

サンエムカラーの5階にある資料室で発見しました。
2004年刊行の佐内正史さんの写真集「鉄火」。
弊社で6年前に印刷されたものです。
懐かしいようななんとも言えない気持ちになる一冊。

印刷職人のしごとば

こちらは、小口折りの造本仕様になっており、
長島有里枝さんの撮影による佐内氏の写真も。
長島さんといえば、今年サンエムカラーで印刷を担当させていただいた
「SWISS」が大好評ですね。
何色も表紙のカラーパターンがある書籍なのでどれにするか
迷ってしまうこと必至。
ちなみに「鉄火」の装幀はmatch and companyの町口氏によるもの。
二冊とも、ぜひ手に取っていただきたい写真集です。

印刷職人のしごとば-印刷女子

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谷田一郎 佐内正史 Window and Applen

2010.9.18  印刷作品アーカイブ 

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「Windows and Applen」
佐内正史 谷田一郎
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イマココ社
|2005年発行
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印刷職人のしごとば

サンエムカラーの資料室には膨大な数の印刷物が保管してあります。
数十年の歴史のなかで携わった作品たちを見に、たまに立ち寄るのですが
その時にみつけた一冊です。

2005年の佐内正史さんの作品で、現在は残念ながら廃盤になっている貴重本。
年間30本以上のCM演出を手がけるアーティスト谷田一郎氏が彫った木彫りを、
佐内氏が撮影するという、ジャンルを超えたアーティストとのコラボレーションを
年々続けている佐内氏ならではの写真集です。

印刷職人のしごとば

不思議な空気感をもった一冊。
造本は小口折りになっており、印刷は175線で刷り上げています。

印刷職人のしごとば-印刷女子

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「生誕120年記念 河井寛次郎」図録

2010.9.16  印刷作品アーカイブ 

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「生誕120年記念 河井寛次郎」図録
島根県立美術館/富山県水墨美術館
297X220|総頁144頁/8P折
|2010年9月発行
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印刷職人のしごとば-民藝の祖 河井寛次郎

印刷職人のしごとば-民藝の祖 河井寛次郎

京都にもなじみの深い民藝運動の立役者、河井寛次郎の図録が完成しました、
表紙のデザインは弊社のデザイナーが担当し、印刷はいつも通り
工場の方できっちり印刷させていただいた渾身の一冊です。

今後島根県立美術館で「生誕120年記念 河井寛次郎」展が開催され
(寛次郎の故郷)、寛次郎が窯を持った京都で印刷するという、
不思議なご縁の一冊でもあります。
印刷は175線で印刷されています。

この図録を眺めると、
前回島根旅行で行けなかった民藝ゆかりの窯元出西窯や、
京都の河井寛次郎記念館に行きたくなりました。
あんな町中にのぼり窯があるのも不思議ですし、
家の中の空間も素敵で、京都案内の際にはつい組み込んでしまします。
みなさんも、京都に来られた際にはぜひ!

島根県立美術館「生誕120年記念 河井寛次郎」展にも、
ぜひお立ち寄り下さい。
その際には、図録を手に取ってみてくださいね。

印刷職人のしごとば-民藝の祖 河井寛次郎

島根県立美術館
河井寛次郎記念館

印刷職人のしごとば-印刷女子

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椿山荘 三重塔起工式 記念冊子 

2010.9.14  印刷作品アーカイブ 

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日本デザインセンター
椿山荘 三重塔起工式 記念冊子
264×157|総頁28頁
|2010年9月発行
袋綴じ 並製 表紙小口折り(152mm)
束:4mm(背文字:3mm以内)
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印刷職人のしごとば

日本デザインセンターによる、椿山荘の三重塔起工式記念冊子です。
175線での印刷ですが、用紙はアラベールホワイト、巻紙は羊毛紙を使用した
質感のおもしろい冊子になっています。
本文は袋とじの小口折りになっており、製本にもこだわっています。

印刷職人のしごとば

背の文字、カバーのデザインの印刷は色箔を使用し、
つやっとした表情の表紙です。
羊毛紙との質感の違いが面白い冊子です。

印刷職人のしごとば

巻紙と冊子をセットすると、三重塔の絵柄の下に
うっすら文字が写っています。素敵な造本です。

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