浄土宗大本山・くろ谷　金戒光明寺宝物総覧

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金戒光明寺宝物総覧｜
平成23年１月25日発行｜印刷：FMスクリーン
版形：225×297｜上製｜
発行：浄土宗大本山・くろ谷　金戒光明寺
執事長　芳井秀教
制作・印刷：サンエムカラー
印刷設計・制作進行：三浦啓伯（サンエムカラー）
特装　上製本:カバー巻き・クロス貼、貼箱入り
並装　上製本:カバー巻き（今春発行予定：思文閣）
＜特装本：非売品／並製本：29400円（税込）＞
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浄土宗大本山・くろ谷　金戒光明寺の宝物総覧のご紹介です。
浄土宗を開かれた法然上人の800年遠忌の記念に制作されました。
二年の歳月をかけて完成した宝物総覧は、FMスクリーンで印刷を行い、
資料性の高いものにしようという意図の元、編集・制作されました。

掲載されている画像は、多くが新規に撮影されたものです。
伽藍・庭園などの撮影は、写真家の水野克比古氏によるもの。

今回は、特装本からご紹介したいと思います。
今春発行予定の並製本との違いは、装幀の部分です。
貼箱入り、表紙はクロス貼りに空押しと背は金箔押し、
とても重厚な造本仕様になります。

＜クロス貼りに金箔押し＞

＜表紙の空押し部分＞

516ページの分厚い書籍のため、開きやすいような造本にしています。

通常のAMスクリーンでは網点で写真や図版を表現するため、
細かい文字や映し出される人々の表情を細かく見る事はできませんでした。
今回は、FMスクリーンで印刷を行ったため、
今まで読む事のできなかった文字や細かな人々の表情を見る事ができます。
この総監は、虫眼鏡で細かい部分をじっくりと読み、観る事ができる
資料性の非常に高い一冊です。
虫眼鏡片手に、金戒光明寺の宝物を細かく楽しむことができます。
興味のある方には垂涎ものの、特別な書籍に仕上がりました！

＜今まで読む事のできなかったルビまで読む事が可能＞