サンエムカラーが印刷を駆使して作る
展覧会グッズをご紹介する連載「グッズができるまで」。
①・②ではグッズの制作過程をご紹介していましたが、
実はグッズの完成を記事にまとめる間も無く、すでに展覧会が開催中です!
なので、今回は展覧会のPRも兼ねて、完成したグッズの
ご紹介を一挙にしたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在、東京・千代田区のkanzan galleryで開催中の
ヨシダナギさんの個展『Tribe Walk』。
民族写真家としては言うまでもなく、テレビ「クレイジージャーニー」への出演、弊社で
印刷を担当いたしました作品集『SURI COLLECTION』など、
幅広い活動を展開されるヨシダさん。
昨年開かれた写真展『HEROS』が記憶に新しい方も
いらっしゃるかもしれません。
会期も半ばをかなり過ぎていますが…ギャラリーの様子をご紹介いたします。
今回の展示の目玉となるのは、ギャラリー内に設置されたスクリーン。
展覧会と同じ「Tribe Walk」と題されたこの作品は、
ヨシダさんが旅の中で体験した、少数民族との交流、その空気を
追体験できるデジタルインスタレーションです。
見て感じて楽しむだけでなく、写真撮影が可能なので、
作品から様々な民族が自慢のおしゃれをして画面に登場する瞬間は
彼らとツーショットを撮るチャンスです!カメラをお忘れなく。
▲会期中にヨシダさんがいらっしゃった時の写真です。
ヨシダさんの在廊中にグッズを買われた方には、ヨシダさんのサインが!
ここで、どんなグッズが出来上がったのか、ご紹介していきます。
上の写真でサインをされているのが、ヨシダさんの名言つき
日めくりカレンダーです。「グッズができるまで②」で印刷していたものです。
▲壁掛けにもなります。
続いて、「グッズができるまで①」で校正をしていたブロックメモです。
右から、「スリ族」と「エナウェナウェ族」の2種類。
表紙カバーの白インキはこんな感じで仕上がりました。
模様は、表紙に使っている民族のボディペイントを
それぞれモチーフにしています。
制作工程をブログでお伝えしていないグッズもいくつかご紹介します。
A5ポケットクリアファイルは、ブロックメモと同じ
民族の違うショットを使って仕上げました。
衣装の色合いからイメージカラーをそれぞれオレンジと水色に設定してデザインをしました。
A5サイズと小ぶりながら、存在感のある仕上がりなので、ぜひ実物をご覧いただきたいと思います。
▲中のポケット部分にもおしゃれをした民族が立っています。
今回のグッズラインナップの中でも異色を放つのが、
スリ族フェイスパック『Suri Pack』です。
スリ族の特別なお化粧をモチーフにした、デザインフェイスパック。
これであなたもスリ族になれる?かも。
フェイスパックも、化粧水に浸す前は紙なので、柄がついたものは
「印刷物」ということになります。少し意外に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
肌につけるものという性質上、特殊なインキが必要なため
この商品は弊社印刷のものではないのですが、企画・デザインはサンエムカラーで
担当いたしました。
kanzan galleryでの展示は今月25日で終わってしまうのですが、今年は他にも
ナギさんの展覧会がいっぱいです。こちらでも詳細をお伝えしてまいりますので、
チェックをお願いいたします!