一月某日、アーティストの多田明日香さんが作品集「Flora」の印刷立会いのため
サンエムカラーにご来社されました。
女は花のように美しく、花のように笑い、花のように個性豊かだ。
花のように気まぐれで、花のようにか弱く、時に力強い。
花のように枯れて、花のように子孫を残すのだ。
女とは一体なんであろうという思考の中で
さまざまな個性をもった女たちの洋服を、化粧を、
終いには皮膚や肉までもはぎ取ってしまった時、
そこに残るのは女の本質の意を持った「骨」だった。
その骨を、女の形容として用いられ、
描かれてきた花というモチーフで再構成し、
生まれたのが彼女floraである。
（「Flora」コンセプト、多田さんの運営サイトより一部抜粋いたしました）
なんと、この骸骨さん「Flora」は押し花でできています。
コンセプトも出来上がった作品にも、女性として心奪われてしまう作品。
ものすごくきれいで、反面女性のすごみも感じる作品の印刷を
サンエムカラーが担当させていただきました。
（一枚目が「Flora」。色の指示が細かく入っています）
今回のプリンティングディレクターは、谷口専務です。
多田さんの初見はどうでしょうか。
ぐぐっと近く。
中村副工場長と5号機機長の吉田さんも見守ります。
ぐぐぐぐぐっと近く。
細かい部分や、今回の作品を象徴する透明感なんかもチェックされた様です。
透明感を出しつつ、存在感も出すことが今回の印刷の使命でしょうか。
今回のCTP網点形状は、CR21を使用し細かい表現を可能にしました。
細かいチェックの後、指示頂きます。
最後は、弊社水道橋営業所の石谷さんとにこり。
本の仕上りが本当に楽しみです。
多田さん、遠方までどうもありがとうございました。
本の完成まで、どうぞよろしく御願いいたします！
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