松江泰治さんの写真集「松江泰治 jp0205」の
印刷立会いの様子をレポートします。
松江さんは、 第27回木村伊兵衛写真賞の受賞作家であり、
世界中の地表をフラットに切り取り、記号化すると共に個体化する
採集を続けてこられました。
本作は日本各地を空撮で切り取る“JP”シリーズの最新作で、
“JP-02”は青森県を、“JP-05”は秋田県を撮影。
建築物だけでなく、街並みや地形、
海岸線など空撮という高さから撮影することで見えてくる、
あたらしい日本地図。
(青幻舎サイトより抜粋)
さて、2月某日、現場にかけつけるとすでに立会いは始まっていました。
今回はハイデルベルグXL機を使用しての印刷です。
右から、青幻舎の森さん、
写真家の松江さん、デザイナーの秋山さん、
サンエムカラー(PD)谷口専務です。
秋山さんと松江さんが細かくチェック。
OK分と見比べます。
さらに別の台も確認。
印刷のインキ量で調整できる範囲は、この現場で調整していきます。
細かい指示が松江さんからPDの谷口専務に伝えられ、
さらにXL機の機長が作業を行ないます。
OKの台には、サインをいただきます。
なんだかかっこいいサインですね。
時間をかけて全部のページをokいただきました。
当日は美術評論家の清水穣氏も来社されました。
関係者のみなさん、どうもありがとうございました。
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ページごとでしか拝見できなかったのですが、
秋山さんのデザインも含め一冊で見てみたい作品集です。
ぜひみなさんも手に取って頂ければと思います。
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