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≪KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル≫開催中!!

2014.4.30  お知らせ 

春の京都が現代写真で埋め尽くされる、
アートファン必見のイベントが開催されています。GWに是非お出かけください!

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第2回≪KYOTOGRAPHIE国際写真フェスティバル≫
開催日程 4/19~5/11
開催場所 京都市内各所
(京都駅・京都文化博物館・京都芸術センター・下鴨神社など)
入場料(一般) 各会場:無料~500円、パスポート2000円

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当フェスティバルは、華やかな春を迎えた美しき日本の古都、京都を舞台に、
伝統文化と現代アートの融合を図る唯一無二の国際写真フェスティバルです。
今年度は、「Our Environments~私たちを取り巻く環境~」をテーマに、
その規模は家族の風景という身近なものから火星の表層という宇宙規模のものまで、
普段特別に意識することの少ない様々な環境について、
写真を通して考えていきたいと思います。 (公式ページより引用)

KYOTOGRAPHIE

こちらは4/18のレセプション会場の様子。
「火星」の展示のある京都文化博物館別館。

各会場で販売中の公式カタログは、
サンエムカラーが印刷・製本を担当させていただきました!

KYOTOGRAPHIE
KYOTOGRAPHIE

代表・仲西さんの「一個のモノとしての存在感がほしい」という意向で、
小口折り表紙で本文をくるんだ独特の造本に。

KYOTOGRAPHIE

モノクロ写真は黒とグレーの2色のインキで豊かな諧調を表現。
このページは迫力を追求して限界ギリギリまでインキを盛っています。

どの会場も素晴らしく、とにかく贅沢!なフェスティバルなのですが、
一番の見どころはなんと言っても「火星 ― 未知なる地表」(京都文化博物館別館)でしょう。

NASAの調査衛星が撮影した火星表面の超高精細画像を、
特大の4Kモニターを使ったインスタレーションで堪能できます。
地球外の造形美に圧倒されること間違いありません。

キュレーションは写真集『MARS|火星―未知なる地表』(青幻舎)のグザビエ・バラル氏、
インスタレーションはDUMB TYPEでも活躍中の映像作家・高谷史郎さんです。

この「火星」を題材にして、
KYOTOGRAPHIE × グザビエ・バラル氏 ×サンエムカラーのコラボレーション企画・
限定版「MARSシルバープリントポスター」を制作しました!

KYOTOGRAPHIE

グザビエ・バラルさんとデザイナーの山田さんをお迎えしてポスターの印刷立会。
シルバーの輝きと黒の深み、
ディテールを際立たせるメリハリの絶妙なバランスが困難を極めます。

版を換え、インキを換え、紙を換え、イメージに近づけていきます。
最終的に、2日がかりの印刷となりました。

KYOTOGRAPHIE
KYOTOGRAPHIE

こうして出来上がった渾身の作品。展示作品同様の深みのある陰影に加え、
シルバーの輝きが宇宙を感じさせます…!

京都文化博物館、恵文社一乗寺店、
およびKYOTOGRAPHIE公式ページで販売中です。

さらに、サンエムカラーと京都企画会議が運営するZestギャラリーでは、
KYOTOGRAPHIEの会場とバックグラウンドに焦点を当てた
荻野NAO之さんによる写真展「白州―京の境と淡い」も開催中です。
こちらもぜひ、足をお運びください!

サンエムカラ-では、装丁や印刷見積もりの相談も受付中!
こちらからどうぞ。