紫式部が源氏物語を書き起こした地とされる石山寺の「秋月祭」に伴い、当社で作成いたしました「紫式部聖像」の複製画が10月4日(水)・5日(木)2日間特別に公開されます。
原画は、190×140 cmの大作で室町時代に描かれた日本最古の紫式部の肖像画です。紫式部のまわりの微かな線は、源氏物語の場面と漢文が書かれていると最近のX線調査で判明しています。
今回サンエムカラーが手がけた複製画は、細かなディテール再現と色の忠実さだけでなく、岩絵の具の盛り上がりや胡粉の剥落などの立体感まで忠実に再現し、また、原画では確認しづらい場面と漢文を見やすく調整しています。その実現は、弊社が春に導入いたしました〈ギガピクセル・アートスキャナ〉を用い、色やディテールを高解像にデジタル入力し、出力は凹凸までも再現する〈エクセル・ピコ・アート®〉の技術によって忠実に再現されました。大型作品でも高解像な撮影と凹凸を再現する〈エクセル・ピコ・アート®〉によって、これまでに無いリアリティの強い複製画となっております。
複製画の特別公開については石山寺の公式ホームページや読売新聞にも紹介されています。
ぜひ足を運び、日本の歴史と最新技術の融合を直に感じてください!