制作事例
「持続可能な豊かな生活とは何か?」という問いを掲げたインタラクティブアートとビジュアルアートを複合した、村田実莉による個展「FRUITFUL LIFE 実りのある生活」での展示作品。
木材のパネルにUVインクで印刷を施し、かつアリの部分をレンチキュラー化しています。「PINK FLASH」の作品はアリの部分が赤紫色と青色に変化します。
レンチキュラー印刷について シート状のレンチキュラーレンズを⽤いて、⾒る⾓度によって絵柄が変化したり、立体感が得られたりする印刷物のこと。⼀般的なレンチキュラーは、既製のレンズシートを使い、一方向にしか変化させることができません。サンエムカラーでは、レンズを透明インクで⽣成し、変化の方向や有無を⾃由に混在させることができます。この技術はこれまでアクリルと紙面のみの技法でしたが、新たに木材にもレンチキュラーを⽣成することに成功しました。
制作年:2024 技法:UVプリント(カサネグラフィカ)および部分レンチキュラー 印刷媒体:木材パネル サイズ:縦1414mm、幅1000mm、背面25mm(角材木枠ゲタつき) https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1429