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SOCIAL CONTRIBUTION

Social Contribution Activities

Social Contribution Activities

社会貢献活動


SDGs持続可能な開発目標

SDGs

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称です。 SDGsは、パートナーシップと実用主義の精神に基づき、地球環境や気候変動に配慮しながら、持続可能な暮らしや社会を営むための、世界各国の政府や自治体、非政府組織、非営利団体だけでなく、民間企業や個人などにも共通した目標であり、すべての国がそれぞれの優先課題や、全世界的な環境課題に応じて採用できる明確なガイドラインや17の目標と各目標を実現するための169のターゲットが設けられており、いま正しい選択をすることで将来の世代の暮らしを持続可能な形で改善することを目指しています。


FSC®(CoC)認証森林資源保護への取り組み

FSC®マークは、製品に使用されている木材が、適切に管理されていると第三者機関により認証された森林から生産されたものであることを示しています。サンエムカラーでは、SDGsの取り組みのひとつとして、FSC認証を取得しています(SDGsの13、15)。

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森林認証紙を使うメリット

環境への関心が高い企業として、積極的なアピールに繋がります。適切に管理されている材料を使うことで、森林の保全を支援し、企業イメージの向上につながります。森林認証マークの使用料はかからず、価格は一般紙と基本的には変わりません。


働き方改革

健康経営


1. インキミスト防止装置

機械の高速回転によって印刷機内から空中に飛散するインキミスト(インキの微粒子)から周辺作業者の呼吸器を守るため、一部の印刷機にインキミスト防止装置を装着しています。

インキミスト防止装置

インキミスト防止装置


2. 作業環境測定

労働安全衛生法に則り、印刷工場では毎年法的認可を所有する測定機関による作業環境測定を実施。作業場内の有害物質含有の実態を把握し、異常値に対しては改善を施して作業者の健康被害を未然に防止しています。印刷工場内には大型の加湿器や多数の換気扇・排気扇を稼働させ、品質の安定に効果を発揮するとともに、作業者を有害物質から防護します。


福利厚生


1. 自家用車通勤者への保管場所貸与

遠距離や公共通勤手段の無い社員に対しては自家用車通勤を許可し、会社が契約している駐車場を無料で貸与しています。

社員専用駐車場

社員専用駐車場


2. 奨学金返済支援制度

就学時代に奨学金の支給を受けていて、入社後その返済が継続している若年層の社員に対し、毎月定額の「奨学金返済手当」を支給しています。


法的遵守


1. 36協定

遠距離や公共通勤手段の無い社員に対しては自家用車通勤を許可し、会社が契約している駐車場を無料で貸与しています。


2. 有給休暇取得

労働基準法に則り、毎月有給休暇取得状況を観察し、年次有給休暇に対する5日以上取得目標に対して、未消化者には指導を行っています。


3. 消防設備点検

毎年、資格保有者による法定の消防設備点検を受け、地区消防署に提出しています。消防署からの改善指導があれば直ちに改善の手を打ち、社員が火災から身を守る安全を図っています。 管轄消防署の指導を受け、印刷工場では消防・避難訓練を実施し、不測の火災に備えています。

消防訓練の一幕

消防訓練の一幕


省エネルギー推進


照明のLED化

本社各フロア及び工場内の照明のLED化を推進し、省エネルギーに取り組んでいます。また、トイレや廊下等、昼間の窓からの光量で十分使用できるところは敢えて照明を点灯せず、自然光で使用しています。


工場内空調システムの更新

印刷工場では、大量の電力を消費する空調システムに関して、電力消費量の少ない最新機器に更新することを推進しています。


照明のLED化

工場内の電力消費量を監視する装置を導入することにより、省エネルギーの意識を共有することに取り組んでいます。

省エネルギー支援ツール

省エネルギー支援ツール


燃料消費の削減

2020年春のコロナウイルス禍における外出の自粛要請をきっかけに、テレワークでのやり取りをできるだけ実施して、営業車の走行を減らし、ガソリン燃料の消費削減に努めています。


環境保全への取り組み


LED-UV印刷の採用

UVインキが瞬間的に乾燥するため他紙への汚れがなく、すぐに次工程に取り掛かることが可能になる。 従来の油性インキ方式では乾燥に時間がかかった合成紙や蒸着紙・ペット系への印刷が容易になる。 用紙密着防止のスプレーパウダーは不要になり、パウダーが印刷機器や作業着を汚すことがない。 UVインキは有機揮発物系の溶剤を含有しないので、作業者の健康に優しい。 1.UVインキが瞬間的に乾燥するため他紙への汚れがなく、すぐに次工程に取り掛かることが可能になる。 2.従来の油性インキ方式では乾燥に時間がかかった合成紙や蒸着紙・ペット系への印刷が容易になる。 3.用紙密着防止のスプレーパウダーは不要になり、パウダーが印刷機器や作業着を汚すことがない。 4.UVインキは有機揮発物系の溶剤を含有しないので、作業者の健康に優しい。


廃棄物の分別・リサイクル

産業廃棄物や大量に排出される印刷古紙を黙々と回収してくれる産廃業者の排出元に対する評価は、我々の姿勢やコンプライアンスを映す鑑です。条例通りに分別し、やがて再利用される「資源」となることを意識して取り組まなければなりません。我々ができる最低限の環境活動です。

ヤレ紙分別・リサイクル

ヤレ紙分別・リサイクル

1. 古紙

産業廃棄物や大量に排出される印刷古紙を黙々と回収してくれる産廃業者の排出元に対する評価は、我々の姿勢やコンプライアンスを映す鑑です。条例通りに分別し、やがて再利用される「資源」となることを意識して取り組まなければなりません。我々ができる最低限の環境活動です。

2. アルミ工場

使用済みの刷版はアルミ資源として専門の回収業者に引き取りを依頼し、リサイクル処理をして金属資源として指定工場で溶解処理されます。

アルミ刷版・リサイクル

アルミ刷版・リサイクル

3. 廃油・廃アルカリ・廃プラスチック・その他産業廃棄物

認可済の産廃業者に回収を依頼し、廃棄経路や方法に関して、回収毎にマニフェストを発行して管理しています。また、CTPの刷版自動現像機は、廃液と水に分離して処理しています。

4. 全館清掃活動

毎朝朝礼後、全社で清掃作業を実施しています。フロアが広い部門では、毎週割り当て場所をローテーションし、各社員が平等に受持ち場所を当番制で清掃しています。また、専門的な作業は、週に3回、シルバー人材センターと契約して、作業員を派遣してもらっています。

社員による歩道の清掃

社員による歩道の清掃


エネルギー使用量(電気・ガス・燃料等)の経年推移表

資料を開く(PDF)

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CO2排出量の経年推移表

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地球温暖化防止

1. 購入電力全部門の総消費量(kWh)× 排出係数(0.442kg - CO² / kWh) = kg - CO² 「温対法」算定・報告・公表制度 平成29年度分報告書用 電気事業者別のCO²排出係数
2. 水(上下水道)全部門の総消費量(㎥) × 排出係数(0.69kg - CO² / ㎥)=kg - CO² 京都府「地球温暖化対策報告制度」報告書用 係数一覧表
3. 都市ガス全部門の総消費量(㎥)× 排出係数(2.29kg - CO² / ㎥)=kg - CO² 「温対法」算定・報告・公表制度 燃料の使用に関する排出係数 参考1(算定省令第2条第3項、第4条第1項、別表第1及び別表第5)
4. ガソリン全部門車両の総消費量(L)× 排出係数(2.320kg - CO² / L)=kg - CO² 「温対法」算定・報告・公表制度 燃料の使用に関する排出係数 参考1(算定省令第2条第3項、第4条第1項、別表第1及び別表第5)
5. 軽油全部門車両の総消費量(L)× 排出係数(2.580kg - CO² / L)=kg - CO² 「温対法」算定・報告・公表制度 燃料の使用に関する排出係数 参考1(算定省令第2条第3項、第4条第1項、別表第1及び別表第5)
6. インキ社内印刷に使用したインキ使用量 廃インキ(残肉:不要となったインキ)の排出
7. 用紙LCA日本フォーラム参照。 総排出量(kg)× 排出係数(3.413Kg - CO²e/ kg)=kg - CO²e 自社購買用紙使用量、紙リサイクル 一般廃棄物(色合わせに使用したリサイクル不可能な用紙・ リサイクル不可能なビク抜きの屑・オフィスからの紙ゴミ)の排出
8. PS版FUJIFILM SUPERIA XP-F 総排出料(KG)× 排出係数(8.2kg - CO²e/ kg)=kg - CO²e

CO²排出量を算出する「排出係数」は、温対法か京都府のガイドラインが定める値を用いています。この「排出係数」は固定の値ではなく、年度ごとに変動することがあります。上記の表のCO²排出量はそれぞれ各年度の「排出係数」に基づいて算出しています。


CFP情報シート

1 製品名称:FUJIFILM SUPERIA XP-F 2 製品の主な構成 支持体:高純度アルミニウム感光層 機能性樹脂:包装合紙、台紙、段ボール 3 製造業者:富士フィルム(株) 4 CO²排出量(2015年)

※カーボンフットプリントマーク内の表示は0.24mm厚の数値です。厚み違い毎のGHG排出量は一覧表を参照してください。

※カーボンフットプリントマーク内の表示は0.24mm厚の数値です。厚み違い毎のGHG排出量は一覧表を参照してください。


社会貢献活動

支援活動

女性支援機関・公益財団法人ジョイセフに定期的に使用済み切手を送り、それで発生した収益は機関の活動資金になります。 2021年7月、2022年4月、京都精華大学デザイン学部の学生をインターンとして受け入れ、就職活動へのキャリアづくりを支援しました。

文化活動への貢献

2016年12月、京都市北区の京都府立京都学・歴彩館のオープン記念に、サンエムカラー所蔵の「源氏物語屏風(全54帖)」を、展示のため貸与しました。
2017年8月、大津市の石山寺が所蔵する「紫式部聖像」の複製画を製作し、「石山寺秋月祭」期間中、本堂内陣にて特別公開されました。
2018年2月、東京国立博物館で開催された「仁和寺と御室派のみほとけ展」で、仁和寺観音堂の壁画の復元製作を担当し、同展覧会のメイン会場で展示されました。
2018年3月、京都市左京区の泉屋博古館所蔵の「二条城行幸図屏風」を複製し、同博物館に納めました。
2018年9月、関連会社である株式会社燦京堂が中心となって企画協力をした「サラ・ベルナールの世界展」が群馬県立近代美術館で開催され、以降1年半にわたって全国を巡回する展覧会が開始されました。
2019年6月、上京区興聖寺の重要文化財「兜率天曼荼羅図」が、京都国立博物館から厳重な警備のもと当社に運び込まれ撮影、緻密な画像処理を経て複製品を作成し、同山の法要に使用されました。
2019年11月、左京区南禅寺近くの松下真々庵所蔵の東山魁夷「山峡朝霧屏風」を撮影し、その複製品を作製してパナソニック社の東京迎賓館に納めました。
2021年1月、伏見区・城南宮に、同社所蔵の「白河上皇雪見の行幸」図の複製画を制作・奉納し、看板として参道に設置されました。
2021年10月、展覧会「令和絵巻に見る仁和寺と戊辰戦争特別展」で、「鳥羽伏見の戦い」の絵巻のデジタルカラーの復元と、広報関連ツールの印刷で協力しました。
2022年11月、東京有楽町の朝日ギャラリーで開催で開催された「市川團十郎と歌川派の絵師たち展」で、展示会の運営や広報ツールの印刷に協力しました。
2023年8月、宇治市で、サンエムカラーが所蔵する「源氏物語絵図屏風五十四帖」のうち、宇治にまつわる十帖の屏風を貸し出しし、紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト「宇治十帖屏風展」が開催されました。

社会認知実績

2017年3月、京都市オスカー企業に認定されました。 2017年6月、NHKワールドテレビ「NEWS ROOMTOKYO」の放映の中で、古美術品の精細分析のためスキャナ撮影と画像処理を担当した活動が紹介されました。
2019年3月、京都経済センター7階で開催された京都知恵ビジネス展に出展しました。
2019年6月、東京大学山上会館で開催された中国済南省・済南市創業コンテストで、超高精細印刷「印刷の8K」技術が最優秀賞を受賞し、7月に済南市で開催された世界コンテストでは2等賞を獲得しました。
2020年3月、当社で製作した写真集『GIFT』により、写真家・片山真理氏が第45回木村伊兵衛写真賞を受賞しました。
2020年10月、当社関連会社の(株)燦京堂が、2020年第60回近畿野外広告美術デザインコンクール「公共サイン美術展」で、出展した2作品が「京都府知事賞」と「和歌山県知事賞」のW受賞を達成しました。
2020年11月、超高精細印刷「燦・エクセル・アート(印刷の8K)®」の技術で、令和2年度京都中小企業優秀技術賞を受賞しました。
2021年4月、BSテレ東の取材を受け、同局のドキュメンタリー番組「グロースの翼~350万社の奮闘記~「感動を刷る」」が放映されました。
2022年3月、当社で製作した写真集『測量|山』により、写真家・吉田志穂氏が第46回木村伊兵衛写真賞を受賞しました。
2022年10月、東京都現代美術館で開催された「TOKYO ART BOOK FAIR 2022」に出展しました。

ユニバーサルデザインへの取り組み

ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、障害の有無や能力の差、また国や文化、言語の差を問わず、誰でもわかりやすく、使いやすい物を作るためのデザインのことです。たとえば、
  • 視覚障害者のための点字
  • 言語が違っても表示がわかるピクトグラム(絵文字)
  • 左右どちらの手でも使えるハサミ
  • 車いす利用者や足の不自由な人のためのバリアフリー設計
  • 身長が低くても使える自動販売機
など、あったら便利だなと思うものから、健康な私たちでは気付きにくい、身体的マイノリティの利便性が追求された「すべての人のためのデザイン」を総称して、ユニバーサルデザインと呼びます。 このユニバーサルデザインは存在する商品すべてが対象になり得るため、印刷業界でも積極的に対応が進められており、特に印刷物に要求されることは目で見ることが万人に共通した仕様であることです。そして当社もこのデザイン手法を取り入れ、見やすく、使いやすく、分かりやすい「人にやさしい印刷物」の制作に取り組んでいます。

見やすい書体

ユニバーサルデザイン用の見やすい書体として評価の高い「UDF(ユニバーサルデザインフォント)」系の書体を取り入れています。

ユニバーサルフォント一例(モリサワ UDフォント特徴比較)

ユニバーサルフォント一例(モリサワ UDフォント特徴比較)


色弱模擬フィルタ「バリアントール」

色弱者が感じる色の見分けにくさを、一般色覚者が体験できるようにした眼鏡タイプのフィルタです。見分けにくい配色は、思わぬところで見つかります。商品の開発、デザインの検討や、地図や看板、ポスターなど印刷物の配色チェックに、当社制作デザイナーが活用しています。

色弱模擬フィルタ「バリアントール」

色弱模擬フィルタ「バリアントール」